創作者Kは、長い眠りからようやく目を覚ました。
しかし、直ぐに思うのであった。

最近の現代美術は面白くない・・
といっても、それは、最近になってのことではなく、
だいぶ前からだから、正確には今もって面白くないといった方がいいのだろう。

と。


遠いどこかで、いや、直ぐそばで、何かの兆しがあるのかもしれない。
しかし、
それを察知する能力に欠けているのか?
それとも、
電波が弱すぎるのか、
創作者Kのアンテナには引っかからない。


創作者Kは自らも電波発信のために充電中だが、
旧式のせいなのか、まだまだ充電時間を必要としているようだ。

走行して入間に創作者Kは再び、深い眠りに入った。